こんにちは。
大阪府池田市で発達が気になるお子さん、学習につまずきのあるお子さんの教室をしています、リィーノこどもセラピー代表 / 作業療法士の中西亜弥です。
リィーノこどもセラピーでは、将来のお仕事から逆算して今子どもたちが必要な力を遊びや学習を通してサポートをさせていただいています。また、保護者、保育士、教職員の先生方に向けた研修や講演活動を行っており、その学びを深める場として“リィーノ発達ゼミ”も運営しています。
リィーノキャラバンとは
インスタグラムのフォロワーさんたちから
「近くにリィーノがあったら通えたのに・・」
「リィーノ発達ゼミを対面で受けてみたい!」
といった声を全国からいただくようになりました。
そこで、思い切って
「私がそちらに行ったら、受けたい方はいますか?」
とお聞きしたところ、たくさんのいいね!と7つの都道府県からリクエストをいただきました。
そのあたたかい気持ちに応えたいと思い、
「リィーノの学びとセラピーを、必要としてくださる地域へ届けにいく」
そんな取り組みとしてリィーノキャラバンをスタートさせました。
その土地の方と一緒に“場をつくり、学びを届ける”活動です。
第1回目の開催地となったのが、愛知県豊橋市にあるAsobility Parkです。
より詳細な内容は告知ブログをご覧ください。

キャラバンを作ってくれた仲間
今回のリィーノキャラバンは、リィーノだけで実現したものではありません。
愛知県で日々子どもと関わり続けている、信頼できる保育士さんと一緒に場をつくることを大切にしました。

マサトージャー(あそぱ〜代表 / 保育士)
とにかく遊ぶ!を体現しているマサトージャー!
今回まだ何も決まっていないところから、リィーノを豊橋市に呼んでくれました!
感謝しても仕切れない!
今回は、0~3歳児親子運動あそびの屋外運動あそびを担当してくださいました。
お願いした運動の要素を全て取り入れてくださり、外だからできるダイナミック動きをパワー全開で遊んでくださいました!
一瞬で子どもを惹きつける力はすごい!リアルに体験しないと味わえない感覚です。
親子としてもめっちゃ楽しかったーーー!!
マサトージャーのインスタグラムはこちら
だんしばさん(フリーランス保育士)
リィーノのファン第一号だんしばさん。
だんしばさんの専門性と親子を包み込む優しさに触れ、絶対いつか一緒に仕事したい!と思っていた方です。
今回は、0~3歳児親子運動あそびのふれあいあそび・室内あそびを担当してくださいました。
参加される不安な親子の表情をふれあいあそびを通じて、身体も心もぽかぽかに温めてくださった保育スキルの高さがすごすぎました!
知らない遊びばかりだったけど次は何が起こるのかわくわく!
あそびの展開の仕方も惚れました。
フリータイムでは、子育て中の保護者の不安な気持ちに寄り添ってくださいました。
だんしばさんのインスタグラムはこちら
なみ先生(あそぱ〜 / 保育士)
当日の運営や子どもたちのサポート、全体がスムーズに進むように細かなところまで気にかけてくださいました。
あそぱ〜を利用されている保護者さんのみなさんは、なみ先生のさりげない手厚いサポートに安心されているのがよく分かります。
いつもと違う雰囲気の中での個別セラピーも、なみ先生が子どもたちの気持ちを和らげてくださいました。
なみ先生の安心できる空間づくりのおかげで、2日間のキャラバンを無事に終えることができました。
なみ先生のインスタグラムはこちら
1日目:個別セラピー・セミナー
個別セラピー
今回は幼稚園生と小学生の2名が個別セラピーに来てくださり、
お子さまの発達や学習の気になる姿を個別でゆっくりと見させていただきました。
いつもと違うあそぱ〜の雰囲気にドキドキ不安な中、ちょっといじわるなあや先生に付き合ってくれてありがとう!

- 気持ちの切り替えが難しい
- 体幹が不安定な気がする
- 宿題の進め方をどうしたらいい?
生活や学習上に出てくるつまずきの原因の一つに、身体の使い方が関わっていることがよくあります。
遊びの中でどんなふうに身体を使っているのか、ものを操作しているのか、やりとりの仕方はどうなのか、個別セラピーだからこそ見えてくる苦手な理由を探らせていただき、ご家庭で取り組んでいただきたいことをお伝えさせていただきました。
一度お会いしたら終わりではなく、ここから1ヶ月間LINEチャットでしっかりとサポートさせていただきます。
環境設定セミナー「食事がしやすくなる環境とは?」

「ちゃんと座って食べてほしい!」
どうしたらそれが叶えられるのか。
保護者も支援者も一緒になって、実際に食べにくい環境を体感しながら、その背景を一緒に考えていただきました。
体感を通して感じたことをもとに、最後のワークでは架空のケースに対して「どんな環境に整えたらいいのか」をグループで検討してもらいました!
どのグループも、とても具体的で実践的なアイデアを出してくださいました。
実際にやりにくさを感じることで、
「だからこの子は、今こうなのかも!」という気づきが生まれ、子どもの気持ちに自然と寄り添ってもらえたのではないかと感じています。

ケース検討会

1日目最後は、支援者が集まり、12歳のお子さんについてケース検討会を行いました。
「身体の動き・考える力」「生活・あそび」「社会性・ことば」の3グループに分かれます。
まず、それぞれの視点から子どものどんな情報が欲しいのか、ケース提供者に聞くための質問項目を考えてもらいます。
そして、その言動の理由を考えるのではなく、なぜその言動が起こっているのかを多角的に探ります。
同じ行動でも、立ち場や経験が違えば、捉え方が変わります。
だからこそ、多職種で行うケース検討には意味があると思っています。
リィーノ発達ゼミで大事にしているのは、絶対に専門用語は使わないということ。
なぜなら、専門職は経験年数が高くなればなるほど、何が専門用語かわからなくなります。
教え合うのではなく、自分の知っている視点を他職種にどう伝えるのか。
「伝わらない!」「どういう意味?」と両方を体験することで、初心に立ち返るチャンス。
“それぞれの視点や知識を、やさしい言葉に変えて伝え合うことで、支援の土台には共有できることばが必要なんだ”と、改めて気づける時間になったのではないかと思います。

2日目:0~3歳 親子運動あそび


ふれあいあそび、室内運動あそび、屋外運動あそび、そして食事タイムまで。
親子でたっぷり楽しむ1日フルコースの時間になりました。
この日は、0~3歳の時期にして欲しい動きをいろんな形でお届け。
「支える」「引っ張る」「押す」「いろんな感覚を味わう」「かがむ」「またぐ」など、遊びながら発達を育む工夫がたくさん詰まった運動あそびを、親子で体験していただきました。
「こんな遊びでいいの?」といった保護者さんの顔。
ママとじっくり遊んでもらえて、嬉しくて満たされている子どもたちの笑顔。
どちらの姿も、本当に可愛いくて、印象的でした。
「何かをさせなきゃ」ではなく、
“今だけのふれあい”をたっぷり味わえる時間になっていたら嬉しいです。

今回は参加者限定で、
- 当日のあそびの意図
- 発達の視点(どんな力につながるのかなど)
- おうちでも実践できるあそびのヒント
をまとめた特典ブログもお届けしました。
日常の何気ない活動が、子どもたちの発達にゆるやかに繋がっていくことを知っていただけたら嬉しいです。

さいごに
第1回目のリィーノキャラバンは、愛知県豊橋市で出会ってくださった皆さんと一緒につくることができ、かけがえのない2日間となりました。
最初から最後まで一緒に駆け抜けてくださった仲間はもちろん、リィーノキャラバンのプログラムに参加してくださったみなさまが温かい雰囲気を作ってくださり、一緒に盛り上げてくださったからです。
ご一緒いただいたすべての方に、心から感謝しています。
また、どこかの地域で、必要とされる方に届くキャラバンを続けていきたいと思います。
「うちの地域でもこんな場をつくりたい!」
そんな想いのある方がいれば、お気軽にご連絡くださいね!
