グループセラピー

「じっとしていられない」「ルールにそって遊べない」「同級生とのコミュニケーションが苦手」「姿勢が保てない」「指示どおりできない」「道具を操るのが苦手」などの課題を抱えるお子さまが、幼稚園・保育所・学校などの集団生活でもその子らしさを発揮できるように、2〜5名の小グループの中でサポートしていきます。

料金(1回50分)5,500円(税込)
空き状況にもよりますが、グループセラピーは月2回以上の受講をおすすめいたします。
教室維持費を別途いただきます。

グループセラピーで大切にしている3つのこと

01. 身体づくり

身体づくりは、運動・学習・社会性の基盤です。
活動に向かう姿勢を保持することや、思った通りに身体を動かすためには、体幹の安定性が要となります。

手足で身体を支える

まずは、手足でしっかりと自分の身体を支える力を育んでいきます。
自分の身体をどこで支えるのかを知っていくことで、複雑な動きができるようになります。

身体をひねる

身体をひねる動きは、左右非対称な運動をするために必要となります。
体幹が安定してくると、より複雑な運動がしやすくなり、身体を滑らかに動かす力へと繋がっていきます。

02. 手先の器用さを育てる

手先の器用さを育むには、腕と手のバラバラな動きが必要になります。
繰り返し細かな操作を練習するのではなく、お子さまに必要な身体の使い方の練習から始めていきます。

キッズクラス(年少~小3)

主に「手をひねる」「つかむ」「つまむ」「両手をバラバラに使う」など、基本的な運動スキルの獲得に向けて取り組んでいます。

ジュニアクラス(小4~中3)

生活や学校で使う道具操作の練習を行ない、危機管理も含め正しく扱う力を育んでいきます。
中学生以降では「カッター」「封筒を開ける」「傘をたたむ」など、社会人になると必ず必要となるスキルの獲得に向けて、さまざまな道具操作を経験してもらっています。

03. 社会性を育む

「集団生活でのルールを守る」「やりとり」など、社会で必要となるスキルを遊びを通して育みます。
何をすればいいのかが明確に分かる環境の中で、社会性の土台を築いていきます。

キッズクラス(年少~小3)

「順番を守る」「相手の話を聞く」「活動のルールを守る」など、集団生活で必要となる基礎的なスキルをすべての活動の中で取り組みます。
言葉でのやりとりや活動に慣れるところから始めていきます。

ジュニアクラス(小4~中3)

小学校高学年になると、「空気を読む」「冗談が分かる」「心地よい伝え方」などやりとりがより複雑になります。
よくあるトラブルを題材とたロールプレイなどを交えながら、実生活で使えるスキルの習得を目指していきます。