キャッチボールに繋がるあそび

幼稚園・保育所の年中さん・年長さんになると、ドッジボールのようなボールを使ってみんなでゲームをすることが多くなると思います。
小学校では休み時間にボール遊びが盛んですよね。
その時間を1人でも多くの子どもたちが楽しいと思える時間になりますように。
今回は、キャッチボールに繋がる遊びをご紹介したいと思います。

この記事を書いた人
Aya

プロフィール

  • こども専門の作業療法士
  • リィーノこどもセラピー 運営(6年目)
    (発達が気になる、学習につまずきのある子の教室)
  • リィーノ発達ゼミ運営(のべ250人受講)
    (子どもに関わる職種のためのセミナー・ブログ)
  • 幼稚園・保育所、小中学校の巡回相談員
  • 保護者・職員向けのセミナー依頼 年30件以上
目次

キャッチボールに繋がるあそび

かがんで、またいで

かがんだり、またいだりすることで自然に身体をひねる運動を経験することができます。
身体をひねる動きは、赤ちゃんの頃から寝返りやハイハイなどの運動を通して育まれていきます。
しかし最近は、バリアフリーなおうちが多いため、生活の中でまたぐ機会が昔に比べると減っています。
そのため、普段の生活や遊びの中で、意識的に「かがむ」「またぐ」の動きを生活や遊びの中で取り入れることをオススメします。

ハイハイの大切さについては、道具操作に繋がる!?ハイハイが大切な理由の記事をご覧ください^^

風船バレー

風船はボールよりもゆっくりと近づいてくるため、遠くから近づいてくることを捉えやすくなります。
まずはゆっくりとした動きのものから始め、少しずつスピードが速いものに挑戦していくと、キャッチボールが取り組みやすくなりますよ^^

紙ひこうきを飛ばそう

年中さんの頃から紙ひこうきが流行ることが多いのではないでしょうか^^
紙ひこうきを飛ばすことで、「後ろから前に手を伸ばす」という動きを経験することができます。
紙ひこうきが飛んだ!飛ばない!と実際に結果が目で見て分かりやすいのもオススメポイント。
子どもたちは自然とどうしたら上手くできるかと試行錯誤が繰り返しやすいんです。

実は、紙ひこうきはお箸や鉛筆の持ち方の練習にも繋がるんです♪
お箸の練習については、スプーンが手放せない。お箸の練習を楽しくするには?の記事をご覧ください。

まねっこあそび

ボールを投げるとき、ボールは頭の後ろにあるため目で確認ができません。
そのため、見えない位置でもイメージ通りに身体を動かす力が必要になってきます。
身体の前のように目で見えるところではなく、肩の高さ、身体から少し腕を広げたりした目で手が見えない位置で、グーチョキパーなどいろんな形を指で作ってみましょう!

ボール投げのコツを伝えるときは

視覚的に動きを伝えよう

「もっと遠くに投げて」「ゆっくり投げて」「ボールをよく見て!」
普段何気なくしている声かけですが、実はこれすごく分かりにくいんです。
“もっと”“ゆっくり”“よく”というような表現は曖昧なため、どうしたらいいか分からない子がとても多いんです。
また、「右」「左」という言葉も一見具体的に聞こえる声かけですが、混乱することがとても多いです。

例えば、ボールを持つ方の手と一歩前に出す方の足に赤い丸シールを貼ってあげましょう。
このように、目で見て分かるように伝えてあげると、混乱を防ぎ安いですよ。

まずは両手で投げてみる

いきなり片手投げをしてもなかなかうまく行きません。
片手投げができるのは、5歳ごろから上手になると言われています。
まずは、片足を一歩前に出して両手で投げることから始めてみましょう。

Aya

ボールを見ただけて嫌がる場合は、転がして倒すなど楽しい遊びから取り組んでみてくださいね!

キャッチボールに必要な力

キャッチボールには、この記事にも書き切れないくらい色々な育ちが関わってきます。
特に私が子どもたち関わる中で確認するものをピックアップしてみました。

身体をひねる運動

ボールを投げる際、ボールを持った手を後ろに引き、その手と反対の足を前に出すと思います。このポーズを取るためには、身体をひねり動きが必要になります。正面を向いたままボールを投げている場合は、まずは遊びの中で身体をひねる遊びを取り入れてみましょう!

手足をバラバラに動かす運動

ボールを片手で投げるためには、ボールを持った手は後ろに引き、その手と反対の足は前に出すという手足をバラバラに動かす必要があります。
手足をバラバラに動かすのが上手になってくるのは4歳を過ぎた頃から。
バラバラに動かすことが苦手な場合は、両手で引っ張る、両足ジャンプなどまずは左右対称的な動きからチャレンジしてみてね!

目の運動

遠くから自分のところまで飛んでくるボールを捉えるためには、寄り目と離し目といった目の滑らかな動きが必要になります。
この目の動きがうまくいかないと、ボールとの距離感が掴めずキャッチが難しくなってしまいます。

まとめ

キャッチボールが苦手な理由は、子ども一人一人異なります。
まずは、キャッチボールをしているときのお子さんの様子を観察してみて、どこにつまずいているのかを探ってみましょう。
なかなかうまく行かない場合は、いつでもご相談くださいね!

それでは、今回のまとめです。

  • キャッチボールをするためには、身体をひねる動きが必要!
  • 手足をバラバラに動かす力が必要!
  • 遠くから近く、近くから遠くを見るための目の滑らかな運動が必要!
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