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ルールのある遊びに初挑戦するならこれ!リィーノでよくするアナログゲーム3選
大人も大好きなアナログゲーム!
幼稚園に行き始める年齢になると、お子さんと一緒にやりたいけど、どんなのを選んだらいいの?とご相談をお受けすることも。
リィーノでは、子どもたちとよくアナログゲームをして遊んでいます。
アナログゲームは、相手を見たり、覚えたり、同時に2つ以上のことをしたり…と、様々な力を楽しみながら子どもたちの発達を育むこともできる優れもの!
でも、負けたくない!という思いから、トラブルに発展して、もうやらなーい‼︎となってしまうことも多いですよね。
せっかくするのであれば、みんなで遊ぶって楽しいんだ♪と感じてもらいたいので、ゲーム選びはとても慎重に行っています。
今回は、初めてルールのある遊びに挑戦するお子さん、ルールのある遊びが苦手なお子さんが楽しんで取り組みやすいアナログゲームをご紹介します。
プロフィール
- こども専門の作業療法士
- リィーノこどもセラピー 運営(6年目)
(発達が気になる、学習につまずきのある子の教室) - リィーノ発達ゼミ運営(のべ250人受講)
(子どもに関わる職種のためのセミナー・ブログ) - 幼稚園・保育所、小中学校の巡回相談員
- 保護者・職員向けのセミナー依頼 年30件以上
初めてでも取り組みやすいアナログゲーム
簡単なルールのある遊びに初めて挑戦するときは、勝ち負けを大人が調整できるものを選びましょう。
さいころやじゃんけんなどは、勝ち負けが予測できません。
予測がしにくい遊びは、見通しが持ちにくい子どもたちには負荷が高すぎます。
まずは、みんなでゲームするって楽しい!を味わうところから始めてみましょう。
メモリーカードゲーム(神経衰弱)
同じ絵カードを見つけてね!
順番交代でカードをめくるよ。
というシンプルなルールなので、取り組みやすい子が多いです。
ルールを理解するまでは、1人で全部めくってもらって、「同じ絵を探す」というルールを知ってもらいましょう。
ルールがクリアしたら、最初は4ペアなど、少ない量で取り組んでみてください。
トランプは、模様と数字が一致しないので、混乱を招きやすいので上級者向き。
まずは、お子さんが好きなキャラクターや食べものなどの身近な絵柄で遊んでみてくださいね!
他にも、2ピースパズルをメモリーゲーム風に遊ぶこともできますよ^^
いろんな種類のものが売られていたり、無料でダウンロードできるものもWEB上にいろいろとあるので、お子さまが好きそうなもの選んでみてくださいね!
vendespil memory game
絵合わせカード
ちびむすさんのサイトには、様々な絵合わせカードがそろっています。
繰り返し使うなら、コピーしてラミネートすると長く使えます。
私もよくお世話になっています^^
・絵合わせカード(動物)
・絵合わせカード(乗り物)
・絵合わせカード(お寿司)
HALLI GALLI | ハリガリ
いちごが出たらベルを鳴らします♪
ベルをリン♪と鳴らしたい!
という子どもたちがとても多い、リィーノでも大人気のゲームです。
説明書に書かれているルールは難しいので、私はルールを変えて使っています。
- 最初は2種類の果物にする
- ベルを鳴らす果物を子どもに決めてもらう
- 手持ちカードは5枚にする
- 果物が2個載ってる絵カードが出たらベルを鳴らす
このゲーム、日本ではあまり見たことがない果物の絵柄が2種類入っています。
「これ何かなあ?」と子どもたちの答えを聞くのも面白いですよ^^
COCOTAKi | ココタキ
同じ動物か、同じ色のカードを出します。
カードを出すときは、そのカードの動物の鳴き真似をしてね!
UNOに似たルールのカードゲームです。
これも、説明書に書かれた通りのルールですると難しいですが、ルールを簡単にすることで、低年齢のお子さんも楽しく遊ぶことができますよ^^
- 動物の鳴き真似をしながらカードを出す
- 2色からスタートする
- 赤色のにわとりだけは、「ココタキ!」と言って出す
ルールが分かってくると、本来のルールである
“赤色の動物カードを出すときは鳴かずに静かに置いて、赤色のにわとりだけ「ココタキ!」と言ってカードを出す。”
というルールもできるようになってきます。
このゲーム、よく大人もよくひっかかります(笑)それが楽しい!
子どもたちの動物の鳴き真似がとても可愛い、賑やかなゲームです♪
他にも、メモリーカードとしても使えますよ!
手札を持つときの工夫
余談ですが、手札の整理ができず困ることないですか?
カードを落としてしまったり、持っているカードが全部見えてしまったり。
もぉー!!
とイライラが始まる瞬間ですよね(笑)
リィーノでは、カード立てを使って、そのストレスを解消しています。
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運動あそび×ルールのある遊び
順番やルールを守ることは、運動あそびの中でもたくさん経験ができます。
身体を育むことはもちろんですが、ルールに沿って遊ぶ楽しさを伝えられる絶好のチャンス!
順番を待つ、相手のしているのを見る、交代でするなどなど、勝ち負け関係なしにこれらの力を育むことができます。
普段遊んでいるおもちゃを運動あそびに取り入れるだけで、また一味違う遊びが楽しめますよ♪
ルールや順番を伝える
初めてのルールのある遊びは楽しいけれど、負けたくない‼︎という思いから、トラブルになってしまうことが多いですよね。
言葉だけでは分かりにくいため、目で見て分かるように伝えてあげることで、ゲームが理解しやすくなります。
ルールや順番を伝える工夫については、こちらの記事でご紹介しています。
まとめ
今たくさんのアナログゲームが売られていて、どれにしようか本当に迷ってしまいますよね。
おもちゃの専門店では、買う前に遊びながらルールを丁寧に教えてくれるところが多いですよ^^
それでは、今回のまとめです。
- 初めてルールのある遊びに挑戦するときは、勝ち負けを大人が調整できるものを選ぼう!
- アナログゲームは、ルールや順番など社会性を楽しく身に付けることができる優れもの!
- ゲームのルールをちょっと変えるだけで、幅広い年齢のお子さんが楽しめます。
- 運動あそびの中でも、順番やルールを守る機会はたくさんあります。
- ルールや順番を伝えるコツは、目で見て分かる方法を使うこと。