生活

自分でできるもん!!1人でズボンを引き上げるコツ

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1歳半〜2歳頃になると、何をするにも「自分で!」となってくる子が多いと思います。
でも、やって欲しいときにはやってくれないんですよねぇ笑

保育所の巡回相談に行くと、トイレから出てきてオムツを履いて、ズボンを引き上げようとしている場面によく出会います。

“んとこしょーぎゅっ!!できたー!”
とニコニコで満足気な子どもたちですが、

「オムツ丸見え!お尻丸見えやで〜!」

とすぐ突っ込まれて引き戻されていく。。

なんとも微笑ましい…♡
今回は、なぜお尻の引き上げを忘れるのかという理由と、ズボンの引き上げを自分でできるようになる遊びをお伝えします。

後ろは知らない?

お尻、背中、頭などは、自分の目で見ることができません。
そのため、自分の身体にお尻や背中、頭があることに気づくのは他の身体の部位に比べると遅くなります。

生活や遊びの中で、寝返り、うつ伏せ、抱っこなどさまざまな姿勢を経験することで、少しずつ自分の身体の輪郭(ボディイメージ)を育んでいきます。

その中で、ボール遊びをしていたときに、たまたま自分の身体の後ろに転がって行ったり。背中をこしょばしてもらったり。ズボンのお尻の部分の汚れが気になって見ようとしたり。
そんな何気ない動作の中で、自然と「自分の身体にはどうやら後ろがあるらしい」と自分の身体に気付いていくのです。

ズボンの引き上げの話に戻りましょう。

ズボンを引き上げるとき、子どもたちが前ばかりを一生懸命引きあげるのは、前しか知らないから!ですね^^
自分の身体の後ろに気付き始めると、お尻にも手を伸ばして引き上げるようになってきます。

ズボンの引き上げに繋がる遊び

全身を触ってあげよう

ふれあい遊び

子どもたちは、ママやパパに身体を触れてもらうことが大好き!
ほっこりするなあ、楽しいなあという気持ちの育ちだけでなく、
触ってもらうことで自分の身体を知るために必要な感覚である触覚や固有受容覚を育むことができます。

遊びの時間が取れないときは、お風呂で身体を洗うときにたくさん身体に触れてあげてください。

「おてて〜♪」
「おしり〜♪」

と言いながら、身体を洗ってあげることで、
触られているところと身体の名称が繋がり、言葉の育ちを促すこともできますよ^^

感覚については、こちらの記事をご覧ください。

「感覚」ってよく聞くけど、そもそも「感覚」ってなあに?

お尻を自分で触ってみよう

ボールを使って

服の中に小さなボールや丸めた新聞紙をぎゅうぎゅうに詰めてあげてください^^
いきなり背中やお尻に入れるとびっくりしてしまうので、最初は目で見て何をされたのか分かるお腹側に入れてみましょう。

“なんか入れられた!?”

となれば、必死で取り出そうと試行錯誤がスタートするはず。
お腹側のものを上手に取り出して、楽しめそうであれば、背中やお尻にも詰めてみましょう。自然とお尻や背中に手を伸ばし始めますよ♪

洗濯バサミを使って

これもボールとやり方は同じですが、洗濯バサミを指でつまなければ取れないので、より高度な手先の操作が必要になります。どこに洗濯バサミを付けられたのか身体中をあちこち見回して、手を伸ばしてつまんで取ります。最初は引っ張って取っても全然OKです!
つまみが上手になると、ズボンを引き上げるときのひっぱる指の力にも繋がっていきます。

いろんなものを手でつまんでみよう

ズボンを引き上げるためには、指でズボンをつまむ必要があります。
着替えに挑戦し始めたお子さんは、まだ手指をバラバラに使うことが難しいため、5本の指全部で引き上げようします。

月齢・年齢が上がるごとに、親指・人差し指・中指の3本でズボンをつまんで引き上げるようになってきます。

ファスナーを閉めたり、先ほども紹介した洗濯バサミをつまんだり。
絵本をめくってみたり、どんぐりや石ころを拾ってみたり。
生活の中で何気なくしている動作の中にたくさん「つまむ」瞬間があります。
ぜひ、いろんな素材や大きさのものを触って遊んでみてくださいね!

まとめ

☑︎身体が見えない部分は、見える部分に比べると後に育ちます。
 そのため、お尻の存在に気づかず忘れがち。
☑︎ふれあい遊びやお風呂の中で、たくさん身体を触ってあげてください♪
 身体の後ろ側のイメージを育み、お尻の存在を教えてあげましょう。
☑︎いろんな素材のものをつまんで、手指でつまむ力を育みましょう!

身体の育ちに順番があるように、身の回りの成長にも順番があります。
子どもたちは、遊びや生活の中で自然と自分でできる力を身につけていくんです。
なので、時間に余裕があるときは、お子さんのペースで是非チャレンジさせてあげてくださいね^^